住まいと健康は密接な関係

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「住まい」と「健康」は切っても切り離せない要素と言えます。

「健康」と聞くと、「医療」「食事」「運動」を思い浮かべる方が多く、「住まい」との関わりを意識している方は少ないと思います。しかし「住まい」は生涯で最も長い時間を過ごす場所です。人々の生活習慣や環境とも密接に関係し、住む人の健康に様々な影響を与えることに行政や医者なども目を向け始め、『住まいと健康』は家づくりにおいて一番意識すべきポイントとなってきています。

 

住宅内の温度差の少ない快適な環境は、健康寿命をのばしていく大変有効な方法と言えます。このことは、国の調査でもわかっており温度変化の少ない住まいづくりは、住む人の健康に密接な関係があることから、家は暖かく住むことが国より推奨されています。

 

また、各地の大学では、寒い家と認知症に関する研究も行われており、家と健康は深い関わりがあることが研究発表されております。

 

住宅性能が足りず、高齢者が寒い家の中で過ごすことは、要介護への道につながりかねません。本当の健康住宅は免疫機能を上げて様々な病気から私たちを守ってくれるのです。

医療に頼りすぎない「ゼロ次予防」のススメ

病気にかかってからはじめて身体の大切さに気づく人も多いですが、本当に大切なのは「予防」の観点です。住まいが大きな予防対策になるという事実をご存じの方はどれだけいらっしゃるのでしょうか。

現在の医療はその多くが出てしまった症状を治す、あるいは緩和することを目的としています。しかし、大切なのは、医療を手厚くするよりも、住宅を含めた屋内外の生活環境をまず改善し、夢や生きがいを持ち、社会とつながる「ゼロ次予防」をすることです。

 

当たり前のことですが、病気を患ってからより、病気にならないようにすることが何より大切です。風邪をひかないために、手洗いやうがいをすると思いますが、これは「一次予防」です。それよりもっと大前提となるものを「ゼロ次予防」と言います。「ゼロ次予防」とは、一次予防をさらに進め、医療の分野にとどまらず、健康支援のために住宅、都市開発、教育など幅広い分野と連携して健やかな環境を整備する必要性を示したものです。「ゼロ次予防」には、教育、スポーツ、経済、公共政策、栄養そして住環境を整える・高めることがあります。この「ゼロ次予防」の中の一つ「住環境」には、住む家と共に地域の環境、整備が含まれます。

「ゼロ次予防」の一つ「住環境」の中には、室内の寒暖差がない住環境、暖かい家づくりが必要になってきます。暑さ・寒さからの影響を最小限にとどめ、少ない冷暖房エネルギーで室内温度をコントロールできる断熱住宅は、光熱費の節約といった経済的なメリットばかり注目されがちですが、健康にも好影響を与える可能性が大きいのです。さらに、断熱住宅によって、高齢になったときに疾病や介護が必要になるリスクを減らせるのであれば、家族にとっても負担が減り、より豊かな生活を送ることができます。

「ピンピンコロリ」の提唱者によるピンピンコロリ実現の秘訣

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「健康に長生きしたい」というのは、おそらくほとんどの人の夢ではないでしょうか。けれど、同じ長生きでも、寝たきりではなくやはり健康でいたいですよね。健康で長生きすることを“健康長寿”といい、“PPK(ピンピンコロリ)”といいます。

 

長寿自体は喜ばしいことですが、ただ長生きするだけでなく、多くの方が望むのは亡くなる直前まで元気に活動するピンピンコロリ(PPK)の人生であり、不幸にして長期の寝たきりになって亡くなるネンネンコロリ(NNK)ではないでしょう。

 

「健康長寿」についていろいろな調査や研究をしている「東京都立大学 名誉教授 星 旦二氏」著書より、健やかに長生きするための実践的なヒントをいくつかご紹介します。

Part1. 捨てよう!間違った健康常識

定年退職したら、「もう年なんだから家でのんびのしてればいいよ」となると、そうではないのです。ふだんから外出しない人、じっとしているのが好きな人は、長生きではありません。何か用事をつくって活動的な人が、元気で長生きなのです。

 

Part2. すぐに始められる!ピンピンコロリアクション

新しい洋服を買いに出かける 大いに笑う かかりつけの歯科医を持つ 泣きたいときは、泣く
美容院に行く お金の計算をする おいしいものを食べる

“思い切り笑えば血圧も血糖値も下がる!”

 

Part3. ピンピンコロリを実現する住宅づくり

健康長寿のために非常に重要なことで、まだお話していないテーマがあります。それは、あなたが毎日暮らしている「家」です。家は、暮らしの基本です。まず、冬に暖かいことです。健康長寿のためには体を冷やさず、体温を高めに維持することが非常に重要なのですが、そのためには家のなかを暖かくするのがいちばんの近道。逆に夏には涼しさを保つことが、快適な眠りを得るためにも必要です。温度だけではなく、湿度を適切に保つことも大切。湿度が高すぎるとカビやダニなどの発生を招きますし、乾燥しすぎても風邪をひきやすくなるなど、どちらの場合も悪影響があります。家のなかを暖かくすると、脳血管障害や心疾患、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの病気が減ることや健康で長生きになることが、私たちの調査でわかっています。

 

Part4. 自分の生き方そのものが、健康な毎日をつくる “一病息災でOK”

「自分は健康だ」と思っている人が健康であり、その後も元気で長生きできるのです。縁のある人間同士、お互いの健康を気遣いつつ生活を楽しみ、よい情報があれば交換し、みんなが楽しく過ごすことができてこそ、心から笑い合えるのではないでしょうか。

 

ピンピンコロリの提唱者

東京都立大学 名誉教授 星 旦二氏 著 『ピンピンコロリの新常識』より抜粋

健康に配慮した家で健康寿命をのばして長生きしよう。

家の中の暑さ・寒さからの影響を最小限にとどめ、少ない冷暖房エネルギーで室内温度をコントロールできる高性能住宅は、光熱費の節約といった経済的なメリットばかり注目されがちですが、健康にも好影響を与える可能性が大きいのです。

 

寒い家の危険性だけでなく、夏場の熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者であると言われています。熱中症と言えば、炎天下での発生と思われるかもしれませんが、高齢者の場合、発生場所は住居となっています。

 

高性能住宅によって、高齢になったときに疾病や介護が必要になるリスクを減らせるのであれば、家族にとっても負担が減り、より豊かな生活を送ることができます。間違いなく言えるのは、医療だけが健康や長寿を支えているのではないということです。

 

「リフォームよりも建て替えの方がいいの?」「今の住まいに不安を感じている」「話を聞いてから考えたい」という方、小さなことでもお気軽にご相談ください。ご相談は無料です。

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