【工夫の仕方で省エネと快適に】
昨今は毎年のように最高気温が更新されています。外気温によって、夏日<真夏日<猛暑日となり、時には酷暑や極暑と表現されるようになりました。この暑い夏を乗り切るためにエアコンは欠かせないものとなっています。しかしエアコンは使用方法によって使用電力を多くする場合があります。こまめに電源を入り切りすることで節電につながるよう心掛ける方も多いことでしょう。実はこの使用方法によって使用電力を多くする場合があります。
ファースの家は、夏も冬もエアコンを1度稼働させるとそのシーズンはずっと稼働させ続けます。つまりシーズン自動稼働をさせ、電源の入り切りを行わないことで驚異的な省エネ性能となっています。例えるなら冷蔵庫と同じ考えです。冷蔵庫は中のものを一度冷やすと、それを維持するためだけのゆっくりとした運転になります。ファースの家は、6月頃の構造体の温度26℃程度をキープしたまま9月末の秋口まで持続させるような仕組み(冬は真逆の暖房設定)にしています。
●一般的な家の冷房の使い方
☑暑いときだけ使う
☑昼間だけ使う
☑誰もいない部屋は使わない
☑家が留守のときは使わない
☑夕方から就寝前までつける
このような冷房の使い方をすると↓↓↓
●暑い部屋を一生懸命に冷やすため冷房費が高くなる。
●冷房を使っていない部屋や外との温度差が生じるため、壁の中・床下などの結露やカビが発生する可能性がある。(夏の暑い時期に壁の中で結露が発生するため「夏型結露」や「壁体内結露」と言われます)
●冷房していない部屋はジメジメしている。
●壁や屋根裏・家具などから熱が伝わり、冷房がききにくく設定温度をどんどん下げてしまう。
●ファースの家の冷房の使い方
☑エアコン1台を屋根裏に設置。夏の間中、24時間稼働させ家中まるごと冷やす。(つけっぱなし)
ファースの家は、夏の間中、エアコンを24時間稼働させ家中まるごと冷やします。
家の中すべてが快適空間!!
ファースの家の全館冷房は↓↓↓
●部屋を冷やしすぎず、設定温度28℃でも快適に過ごせるので省エネ。
●空気ではなくモノを冷やすのでエアコンの冷風が直接身体に当たらない。
●換気システムで換気を行うことにより室内、壁中、床下、天井裏にきれいな空気が循環しているため、構造自体に湿気が寄らず木材の腐敗や結露、カビの発生を防ぐ。
●温度だけでなく湿度を50%前後にコントロール。だから設定温度を28℃にしていても快適。同じ温度でも湿度が高ければ暑く感じます。
※一般のご家庭では、気温や湿度によりエアコンのつけっぱなしが、内部結露を助長する事もありますのでご注意ください。
例)気温30℃で湿度50%の時の露点温度(結露が発生する温度)が18.4℃ですが、同じ気温で湿度80%では、露点温度が26.2℃となります。つまり26℃以下の部分に結露が発生する可能性があります。
【連続自動稼働が省エネに】
電源を一度切ってしまうと中のものが暖められてしまい、これを、再度冷やすためには大きなエネルギーを必要とします。また冷蔵庫のドアを頻繁に開放することで、せっかく冷やされたエネルギーが外に漏れてしまい、またこの分を補填するために電力を使用します。
これを家に当てはめて考えますと答えは単純です。「ファースの家」に限らず、一定以上の気密や断熱がなされている家では、買い物などで1~2時間家を空ける程度であれば、エアコンを稼働したままで出かけても、電気代はほとんど変わらないか、電気代が下がるケースがあります。とくに鉄筋コンクリートのマンションなどは、隙間が少ない(高気密)建物ですので、エアコン入り切りするより、連続自動稼働の方がお得になります。
最近は毎年のように熱中症による被害がニュースで報道されます。少しの工夫や考え方を変えることで、快適に、健康に、そして省エネに暮らせることもあります。是非一度お試しください。
一時期インターネット上では、「エアコンは付けっぱなしが安い?」との論争が起きていました。結論は、「家の断熱・気密・日射遮熱の性能が高ければ、(電源を入れたままの自動稼働)付けっぱなしが安いということになります。
ファース工法は、すでに何年も前からエアコン冷暖房の自動稼働を確実に実践する仕組みづくりをシステム化して省エネ効果を上げてきました。高気密・高断熱住宅は少ないエネルギーで温度を保つことができますが、一度冷え切ってしまうと温め直すのに膨大なエネルギーを必要とします。したがって、高気密高断熱住宅の冷房・暖房方法は24時間稼働させることが基本となります。逆に言えば、暖房・冷房を24時間稼働させても省エネと言えるレベルの高気密・高断熱性能が必要ということにもなります。
●ファースの家の参考電気料金
※室内温度が夏27度~28度、冬23度~24度で過ごした場合の電気料金となります。設定温度、開口部の面積により異なります。
少ないエネルギーで住宅内全体が快適空間になる温度のバリアフリー。
全館冷房で24時間どの部屋も温度差がなく、湿度が管理されています。夏の室内上昇による熱中症、冬の室内の寒暖差によるヒートショック、さらには結露によるカビ・ダニの発生を防ぎます。全館冷房と聞くと高い光熱費をイメージされると思いますが、本物の高気密・高断熱住宅では冷暖房をつけたままの方が、こまめなオンオフよりも光熱費が安くなります。
近年はエアコンの性能がよくなり、省エネ型のエアコンも多く、つけっぱしにされる方も増えて来ましたが、ファースの家のような結露が乾く性能、空気循環できる家でなければ、つけっぱなしは結露を招く恐れがあり、結露は柱や土台の木材を腐敗させ、同時にカビやダニによりアレルギー疾患などの健康被害も発生させてしまうという問題点があります。
●人とペットに優しい新築とリフォーム
ペットのためにエアコンを使って冷房をすると、冷房代がかかることは、やむを得ないことだと諦めていませんか?
そんな皆様には「ファースの家」がおすすめです♪
暑さに弱いワンちゃんを残して留守にするときは、室内の温度を一定に保つこと、湿度を60%以下に保つことなど室内の環境を整えることが大切です。ファースの家なら、お留守番のワンちゃんも安心♪
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