私たちのカラダは、体温が36.5℃前後が健康保持に程良いのだそうです。その程良い温度より10℃前後の空間にいることがよいとされます。つまり室温は25℃前後だということでしょう。
低い気温の空間で過ごすとカラダに異常をきたすことが多くなるといわれます。特に免疫力が低下することは医学的に証明されています。自己体温は低いほど免疫力が下がり、平熱37℃前後の人は極めて病気になりにくいそうです。
私たちのカラダは、体温が1℃下がると免疫力が30%も低下するそうです。免疫力とは、カラダに入って来るウイルスや細菌などの病原体を即座に認識し、カラダを守るため、その悪い異物を排除しようとする作用力のことです。
寒い家が病気をつくり(住宅の断熱性能に原因があることに気づいている人はごくわずかです)、室内の寒暖差をなくすことがヒートショック予防につながる=「断熱性能の高い住宅は病気になりにくい」のです。このことは、国の調査でもわかっており温度変化の少ない住まいづくりは、住む人の健康に密接な関係があることから、家は暖かく住むことが国より推奨されています。老後の健康にも影響を与えるのです。
私たちのつくるファースの家は、住んでからの満足度調査で、何もいう事がないほど満足している事を100点とした場合に何点かというアンケート調査を1200棟のファースの家ユーザー様に行いました。その結果80点以上の点数を付けたユーザー様は80%もおりました。このファースの家健康調査分析結果は、学術的な面で注目されています。
私たちが行っている温熱性能の善し悪しは、「暖かい」「涼しい」を体感していただくことで知ることが出来ます。
温度差が少なく空気がきれい、冷暖房費が安く耐久性が高いといったメリットのある省エネ住宅ですが、住宅性能もさることながら、住む人の健康を保持し医療費削減に寄与することにも省エネ住宅は大きく関わってくるようです。
50代、60代になり子どもが独立し夫婦二人になると、住まいも「家族のためのもの」から「自分たちのためのもの」に変わります。また、年齢とともに、健康面での不安が生じてくる時期でもあります。20代、30代、あるいは、40代前半までは夏の暑さや、冬の寒さなど気はなっても、身体には影響がなかったと思いますが、高齢になると入浴事故が増える要因のひとつに、住宅内移動時の急激な温度差で起きる「ヒートショック」が挙げられます。夏の住宅内での熱中症においても、発症者は高齢者に多く、こちらは家の暑さが要因となります。
充分な老後資金を準備していたにも関わらず生活に困窮するケースには、病気やケガなどで長きにわたり医療・介護が必要になったという世帯が少なくありません。また、住宅性能が足りず、高齢者が寒い家のなかで過ごすことは、要介護への道につながりかねません。
人生100年の時代。60~65歳で定年したとしても、あと30年あります。家を建てる人だけが味わえる「住み心地」はもちろん、「生き心地」もよくなる家づくりの仕組みを知っていただき、長い時間を過ごす家で人の健康に及ぼす影響が自分の人生にとってどんな意味をもたらすのか、真剣に考えるキッカケになって頂ければ幸いです。
現在お住まいのお家で、あと30年病気やヒートショックなく元気で暮らせますか?
ファースの家は、家全体がぽっかぽか。昼も夜も寒くありません。どの部屋も暖かく温度差がない「空気のバリアフリー」を実現することは、冬場にひそむ「ヒートショック」防止対策につながり、これから迎えるセカンドライフにとって最も優しい住まいになります。
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