見えないすき間がいっぱいです。
冬でも靴下が手放せないのは、冷え性の人に限った話ではありません。一般住宅の場合、気密性を測る基準である隙間相当面積は、およそ10c㎡/㎡といわれています。そこからすき間風が入る、熱が逃げる、冷気が入る、床が冷たい。こんなスカスカの状態では、いくら断熱材の厚着をしても十分なあたたかさは得られません。
暖房機のある部屋だけが暖かくなると、室内での温度が極端になって、お年寄りのいる家ではヒートショックによる脳出血や心臓マヒの心配もでてきます。夏は夏で、冷房病になったり。おまけに年間の冷暖房のエネルギーコストもばかになりません。
すき間なく家をまるごと包んで、快適空間。
高断熱と高気密は切っても切り離せない関係。ファースの家は、高断熱・高気密先進国の欧米で、すでに普及しているウレタンフォームを改良開発した専用断熱材で、家全体をくまなく包んで、断熱、気密を一度に高いレベルで実現します。隙間相当面積0.5c㎡/㎡以下と一般の住宅に比べ隙間がほとんどありません。
また、最も熱が出入りしやすい窓は、ファース工法専用に開発した高性能断熱サッシがしっかりガード。専用サッシは地域により違う特性のものを用意しています。少ない数の冷暖房機で、家中を小さい温度差に保つことが出来るので、低いコストで温度のバリアフリーも実現できます。
気密って何?
気密とは、家のすき間をなくすということです。この事で、住宅内に余計な湿気が出入りしたり、風の影響による急激な空気の入れ替えを予防しています。身近な気密の例を挙げると、ウインドブレーカーがあります。風の強い日、セーターだけでは寒いですが、ウインドブレーカーを着ると体温で温まった空気が体の周りから移動しないので温かくなります。ただ、気をつけなければいけないのは、汗をかいてしまうと水分が逃げないのですぐに体がベタベタになってしまいますよね。家にもそうならない工夫が必要になります。
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